コンセプトを明確にビジュアル化<br>「ガーっと粉」リブランディング

魔法のおだし「ガーっと粉」リブランディング マザーアース合同会社

ブランディングBRANDING

一主婦の「もっと楽につかえて手軽に栄養を取れるものを」との思いから生まれた商品で、旧パッケージは「熊子」というあだ名からクマをアイキャッチにインパクトがありつつ思いを伝えるデザインでした。ネットショップなどからじわじわと人気が出て、サイズ・シリーズ展開などを通して、お土産屋、雑貨屋、全国のスーパーでも取り扱われるようになりました。
しかしながら、販売する上で、一部のユーザーやバイヤーから「おだしとわかりにくい」「クマが怖い」などの声が上がったり、熊子さんと紐づいていることから彼女を知っている人以上の広がりが出にくくなっているなどの課題が見えてきました。
そこで、課題の解決および方向性を新たにコンセプトを打ち立てリブランディングいたしました。
その結果、従来より新規取引先の増加や出荷数のペースアップほか、首都圏などでの取扱店舗が増加するなどの成果がでています。

アートディレクション/コンセプト/デザイン

コンセプト

コンセプトを明確にビジュアル化<br>「ガーっと粉」リブランディング

当初クライアントが命名した「ガーっと粉」というネーミングは、「片口イワシ、トビウオ、昆布の3種の素材をガーっと粉末にした」ことに由来したものでしたが、商品づくりのきっかけとなった「子どもに無添加の食事を食べさせたい」という思いを軸に、新しいデザインコンセプトを「子どもたちがガーっと食べる」としました。
ビジュアルも、ターゲットである「忙しくても子どもや家族の栄養には気を遣いたい母親」にダイレクトに伝わるよう、子どもがご飯を美味しく食べているイラストに変更。
また商品の中身が伝わるよう冠として「素材そのまんま粉だし」としました。

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