心鏡

心鏡

鏡は、勾玉、剣とともに三種の神器とされ、それらは2600余年の時を超えて、現代まで脈々とつづく日本の皇位の証とされてきました。
古来より神の依り代として神事にも用いられてきた丸い鏡は、日本国旗の日の丸のように日本のスピリッツを現代に生きる私たちにも静かに伝えています。
この鏡と雲台は、神代からの文化と風習が今も暮らしの中に息づく出雲の地、島根県東部で製造し、出雲の由緒正しき神社で清められたものです。
この国に受け継がれるスピリッツと、自らを見つめる静寂の時間をお持ち帰りください。

製造 有限会社林精工

製造 有限会社林精工

日本最多となる39個の銅鐸が発見されたことで知られる、加茂岩倉遺跡のある島根県加茂町にある製造機器メーカーで製造しました。 近くには、卑弥呼の鏡のひとつとされる「三角縁神獣鏡」が発見された神原神社、5kmほど北には、銅剣358本、銅鐸6個、銅矛16本が出土した荒神谷遺跡があるなど、古代の謎が今も眠る地域です。
隠岐黒曜石

隠岐黒曜石

島根県には、出雲大社と同じ格を持つ一宮と呼ばれる神社が6社あり、そのうちの4社が隠岐にあります。
黒曜石は、先史時代より刃物として重用されていました。殊に隠岐産の黒曜石は良質であったため、遥か三万年前から海を渡り、他国まで運ばれていたことが解明されています。
製造 有限会社林精工
日本最古の大社造り神魂神社の側に工房をかまえる島根県松江市在住の木工作家。 100年使えるモノをコンセプトに意欲的に木工制作に挑んでいます。日本伝統工芸中国支部展で日本工芸会賞など多数受賞。伝統工芸の分野でその技術が認められています。 この度の雲台は、木目を意識しながら、ひとつのヒノキから雲を掘り出しました。 パワーストーンとして贈与されていたことが考古学的にも認められている黒曜石。硬く割れやすいため造形の難しいこの石を職人の手で丁寧に磨き上げ、鏡面をつくりました。

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